原題
Three-Year Overall Survival with Tebentafusp in Metastatic Uveal Melanoma.
背景:手術不能または転移性ブドウ膜メラノーマの成人患者のための薬剤であるTebentafuspは、第3相試験で長期生存利益を示した。
方法:本試験では、HLA抗原-A*02:01が陽性で未治療の転移性ブドウ膜メラノーマ患者を対象とし、tebentafuspまたは代替治療のいずれかに割り付け、全生存期間を主要評価項目とした。
結果:36か月の時点で、全生存期間中央値はtebentafusp群で21.6か月、対照群で16.9か月であった。tebentafusp群の患者の27%および対照群の患者の18%が3年後に生存した。有害事象はtebentafusp群で最も多くみられた。
結論:拡大研究は、tebentafuspが治療されていない転移性ブドウ膜メラノーマ患者の生存率を効果的に改善することを示した。
Journal: N Engl J Med (CiteScore 2022: 134.4)
DOI: 10.1056/NEJMoa2304753
PMID: 37870955
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