MRIガイド下放射線療法(THUNDER 2)第II相試験による直腸の腫瘍性疾患に対するTHeragnosticな有用性:中間安全性解析。

原題
THeragnostic utilities for neoplastic DisEases of the rectum by MRI guided radiotherapy (THUNDER 2) phase II trial: interim safety analysis.
背景:THUNDER-2試験は、MRI検査ガイド下放射線療法(MRIgRT)の用量を漸増することにより、進行直腸がんの非反応者における完全奏効(CR)率を高めることを目的としている。この試験では、デルタラジオミクスに基づく予測モデルを用いて、このアプローチの実行可能性を評価している。
方法:患者は、併用化学療法薬を含む標準用量および漸増用量のMRIgRTで治療された。治療遵守および急性毒性をモニタリングし、早期腫瘍回帰指数(ERI)を算出して、漸増用量を必要とする非反応者を予測した。
結果:登録された患者のうち、半数が用量漸増を必要とし、このレジメンは一般に忍容性が良好であった。急性毒性は治療群間で有意差はなかった。
結論:THUNDER-2試験の最初の知見によると、非反応者に対するMRIgRTでの用量漸増は実行可能であり、安全である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02353-x
PMID: 37803322
Open Access

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