原題
Impact of consensus guidelines on delineation of primary tumor Clinical Target Volume (CTVp) for head and neck cancer: results of a national review project.
背景:以前の全国レビュープロジェクトでは、原発腫ようの臨床標的容積(CTVp)描写における有意な観察者間変動(IOV)を強調し、国際的な専門家合意ガイドライン(CG)の公表につながった。
方法:ベルギーのすべての放射線治療(RT)部門にオンライン調査を送付し、5つの参照症例についてCTVpに提出するよう依頼した。
結果:調査は17のRTセンターで完了し、88%がCGを実施していることがわかった。描出の均一性は、特に声門上癌で有意に改善した。しかし、70 Gyを受けたCTVp内では容積の減少が観察された。
結論:コンセンサスガイドラインの実施はCTVp描写の統一性を増加させたが、観察された容積減少のために注意が必要である。特に中咽頭がんおよび下咽頭がんでは、ガイドラインの明確化が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.109915
PMID: 37739317
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