転移性去勢抵抗性前立腺癌患者における(177)Lu-rhPSMA-10.1と(177)Lu-PSMA-I&Tの患者内線量測定の比較。

原題
An Intrapatient Dosimetry Comparison of (177)Lu-rhPSMA-10.1 and (177)Lu-PSMA-I&T in Patients with Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer.
背景:前立腺癌における放射性リガンド療法の早期使用は、放射線吸収のために正常な臓器を脅かすため、用量がその有効性を維持しながら害を軽減することが極めて重要である。
方法:転移性去勢抵抗性前立腺癌患者において、radiohybrid前立腺特異的膜抗原標的放射性医薬品Lu-rhPSMA-10.1およびLu-PSMA-I&Tを用いて、患者内で線量測定を比較した。
結果:Lu-rhPSMA-10.1は腎臓でより高い用量をもたらしたが、その使用はLu-PSMA-I&Tと比較して腫瘍病変で3.3倍高い吸収をもたらし、全ての患者でより高い治療指数をもたらした。
結論:Lu-rhPSMA-10.1を使用することにより、腫瘍吸収線量を有意に増加させ、治療指数を改善することができ、腎放射線被曝を低減しながら投与の柔軟性を可能にする。腎機能に関するさらなる研究が進行中である。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.265970
PMID: 37770108

コメント

タイトルとURLをコピーしました