原題
Carbon-ion radiotherapy for unresectable locally recurrent colorectal cancer: A promising curative treatment for both radiotherapy-naïve cases and re-irradiation cases.
背景:切除不可能な局所再発結腸直腸癌(LRCRCs)の治療は、特に患者の放射線治療歴を考慮すると困難である。炭素イオン線治療(CIRT)は治癒可能な治療法である。
方法:2003年から2019年の間に病院でCIRT治療を受けたLRCRC患者を研究した。CIRTの線量は、患者が以前に放射線療法を受けていたかどうかによって変化した。
結果:本研究には、391回目の放射線治療を受けた患者と再照射を受けた患者83名が含まれた。3年および5年生存率に有意な群間差は認められなかった。同様に、3年および5年局所制御率にも有意差は認められなかった。
結論:この研究は、患者の以前の放射線治療歴に関係なく、CIRTがLRCRCsに対して非常に有効であることを明らかにした。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.09.036
PMID: 37776980
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