アンドロゲン受容体経路阻害薬で治療された転移性去勢抵抗性前立腺癌患者における反応評価および全生存期間予測のためのPSMA PET/CT。

原題
PSMA PET/CT for Response Assessment and Overall Survival Prediction in Patients with Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer Treated with Androgen Receptor Pathway Inhibitors.
背景:この研究は、アンドロゲン受容体経路阻害剤(ARPIs)治療を受けている転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)患者の反応を評価し、結果を予測するための前立腺特異的膜抗原(PSMA)PET/CTの使用を評価することに焦点を当てた。
方法:ARPI治療を受けている30人のmCRPC患者を後ろ向きに分析した。PSMA腫瘍容積は、ベースライン時および治療後にGa-PSMA-11 PET/CTを用いて測定した。PSAおよびPSMA反応を測定し、より長い生存期間と相関させた。
結果:PSMA反応とPSA反応の間に有意な相関が観察された。PSMA反応者(PSMA-R)は、PSMA非反応者(PSMA-NR)と比較して、全生存期間中央値が有意に長かった。
結論:PSMA PET/CTは、mCRPC患者におけるAR PI治療後の反応および生存転帰を評価するための貴重な画像バイオマーカーであることが明らかになり、EAU/EANMおよびRECIP 1.0基準の両方が同等に有効であることが示された。さらなるプロスペクティブな検証が推奨される。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.265874
PMID: 37770114

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