筋層浸潤性膀胱癌における画像誘導線量塗装放射線療法の臨床的および線量測定上の結果。

原題
Clinical and dosimetric outcomes of image-guided, dose-painted radiotherapy in muscle invasive bladder cancer.
背景:筋層浸潤性ぼうこう癌(MIBC)に対する線量塗装放射線療法に関するデータは限られている。本研究では、その臨床的および線量測定の結果を検討する。
方法:単一施設からの外部ビーム放射線療法と腫よう床への追加ブーストで治療したMIBC患者の後ろ向き研究。生存率と再発を推定し、これらに影響する因子を評価した。
結果:117人の患者を分析した;年齢中央値:73歳。66 Gyのブースト量が典型的であった。術前補助化学療法は38%に実施された。5年生存率は79%、無増悪生存率は46%であった。30人の患者が腫瘍床で再発した。9人の患者がサルベージ膀胱摘除術を受けた。3%が毒性を経験した。
結論:MIBCにおける部分ブーストRTは高い疾患制御率と無ぼうこう生存率を示し,dose-painting戦略の使用を支持した。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02338-w
PMID: 37730609
Open Access

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