原題
Dose-Intensified Postoperative Radiation Therapy for Prostate Cancer: Long-term Results from the PKUFH Randomized Phase III Trial.
背景:第III相試験では,前立腺癌患者に対する線量強化放射線療法(72 Gy)と従来の治療法(66 Gy)を比較し,7年間の転帰を分析した。
方法:ステージpT3-4の前立腺癌患者144人を72 Gyまたは66 Gyのいずれかを受けるように割り付け、生化学的無増悪生存期間(bPFS)を主要エンドポイントとした。副次的エンドポイントには、無遠隔転移生存期間(DMFS)、がん特異的生存期間(CSS)、および全生存期間(OS)が含まれた。
結果:2群間で7年bPFSに有意差は観察されなかった。しかし、グリーソンスコアが高い(GS:8-10)患者または複数の陽性切除縁を有する患者は、72 Gyレジメン下で有意な改善を示した。
結論:一般的な患者集団では改善を示さなかったが、72 Gyへの線量増加は特定の高リスク患者に潜在的な利益を示し、さらなる研究が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.09.011
PMID: 37717784
Open Access
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