原題
An International Consensus on the Design of Prospective Clinical-Translational Trials in Spatially Fractionated Radiation Therapy.
背景:空間的分割放射線治療(SFRT)は、大量の原発性または転移性悪性腫瘍の治療において有望な結果を示している。しかし、プロスペクティブな多施設臨床試験が不足しており、SFRT技術および用量パラメータにばらつきがある。本稿の目的は、特定の腫瘍部位に合わせたこのような試験のデザインに関するコンセンサスを形成し、実行可能性と参加を高めることである。
方法:コンセンサスの取り組みは、疾患特異的な専門家パネルを通じて確立された。適格性、技術および技術、用量パラメータ、全身療法、臨床的エンドポイント、およびトランスレーショナルサイエンスの考慮事項など、試験デザインの様々な側面が検討された。
結果:試験基準は頭頚部癌と軟部組織肉腫に対して開発された。22のデザインカテゴリー(合計163の基準)の間の最終的な合意は、全体的に高から中等度であった。SFRT技術と線量測定の標準化、翻訳相関の収集、および均一な患者コホートが不可欠であると考えられた。
結論:このコンセンサスは、頭頚部癌および軟部肉腫におけるSFRTを試験するプロスペクティブな多施設臨床試験のデザインガイドラインを提供する。これは、SFRTの専門家、潜在的な研究者、およびSFRTコミュニティの間で試験デザインを調和させることを目的としている。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2021.100866
PMID: 35198833
Open Access
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