原題
Spatially fractionated stereotactic body radiation therapy (Lattice) for large tumors.
背景:体幹部定位放射線治療(SBRT)は転移性および切除不能な癌に有効であるが、技術的な考慮事項およびリスクのある周辺臓器によって制限される。GRIDなどの空間分割放射線治療(SFRT)は、最小限の副作用で大きな腫瘍を治療するために用いられてきた。SFRTへの最新のアプローチである格子は、大きく深い腫瘍に対して安全なSBRTを可能にする可能性がある。
方法:本研究では、大きな腫瘍標的を有する患者11名を対象に、Lattice SBRTの線量測定および品質保証の実現可能性を評価した。治療計画は回転型強度変調放射線治療を用いて作成し、市販のLinacsを用いて実施した。
結果:作成されたすべての計画はSBRTの線量制約を満たした。Lattice SBRT計画を作成して提供するための段階的なアプローチが提供される。
結論:格子SBRTは、転移性癌および大きな腫瘍を有する患者を対象としたプロスペクティブ試験で検証されている。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2020.100639
PMID: 34195486
Open Access
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