原題
Dosimetric Validation for Prospective Clinical Trial of GRID Collimator-Based Spatially Fractionated Radiation Therapy: Dose Metrics Consistency and Heterogeneous Pattern Reproducibility.
背景:本研究は、GRIDコリメータベースの空間分割放射線療法(SFRT)を用いて、巨大腫瘍患者における線量不均一性の変動性を評価することを目的とした。
方法:本研究では、GRIDコリメータを用いてSFRTで治療した14例の巨大腫瘍を解析した。種々の異質性指標、用量容積ヒストグラム指標、用量比を導出した。放射線感受性の異なる癌細胞の等価一様用量(EUD)を推定し、高用量コア数密度(HCND)を算出した。
結果:本研究では、すべての腫瘍計画にわたって用量分布とHCNDが一貫していることが明らかになった。EUDは癌細胞の放射線感受性に基づいてわずかに変化した。
結論:GRIDコリメータベースのSFRTは、巨大腫瘍に対して一貫した線量分布とHCNDを提供する。この治療法は臨床応用が可能であり、他のSFRT技術の計画に情報を与えることができる。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.08.061
PMID: 37660738
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