原題
Development of an Age- and Comorbidity- Adjusted Optimal Radiotherapy Utilisation Rate for Lung, Rectal, Prostate and Cervical Cancers.
背景:本研究は、肺癌、直腸癌、前立腺癌、および子宮頸癌の患者における最適な放射線療法利用(RTU)のための年齢および併存疾患で調整したモデルを開発することを目的とした。これまでの最適なRTUモデルでは併存疾患は考慮されていなかった。
方法:ニューサウスウェールズ州癌登録からのデータ、放射線療法データ、および入院データを用いて、各患者の癌特異的C3併存疾患指数を計算した。この指数を腫瘍部位特異的決定木モデルに組み込んだ。実際のRTU率も計算した。
結果:実際のRTU率は、子宮頸癌患者を除いて、80歳以上の患者の最適率よりも低かった。
結論:高齢癌患者におけるRTU率が低い理由を理解し、対処するためには、さらなる評価と研究が必要である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.109862
PMID: 37619661
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