原題
Effectiveness of bladder filling control during online MR-guided adaptive radiotherapy for rectal cancer.
背景:本研究では、直腸癌患者に対する磁気共鳴誘導適応放射線療法(MRgART)セッション中のぼうこう充満制御の実行可能性と有効性を評価した。膀胱充満の変化は治療線量測定に影響を及ぼす可能性がある。
方法:直腸癌患者を対象に109回のMRgARTセッションを分析した。膀胱カテーテルを用いて膀胱充満を制御した。計画の適応と膀胱変化の評価のために、各セッションの開始時と終了時に画像を撮影した。線量測定の差を評価した。
結果:膀胱容積の変動および線量測定の差は許容範囲内であった。膀胱充填制御手順により、線量測定の精度が確保された。
結論:MRgARTセッション中のぼうこう充満の制御は実行可能であり、線量測定精度の維持に有効である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02315-3
PMID: 37592338
Open Access
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