原題
First-line cemiplimab monotherapy and continued cemiplimab beyond progression plus chemotherapy for advanced non-small-cell lung cancer with PD-L1 50% or more (EMPOWER-Lung 1): 35-month follow-up from a mutlicentre, open-label, randomised, phase 3 trial.
本論文で研究者らは、進行非小細胞肺癌患者に対するセミプリマブ治療の長期アウトカムを提供するために探索的解析を実施した。本研究では、患者712人をセミプリマブ投与群または化学療法群に無作為に割り付けた。主要評価項目は全生存期間および無増悪生存期間であった。その結果、35ヵ月の追跡調査時に、セミプリマブは化学療法と比較して有意な生存ベネフィットをもたらしたことが示された。病勢進行時にセミプリマブに化学療法を追加することも、二次治療として有望な結果を示した。セミプリマブの安全性プロファイルはこれまでの観察と一致していた。これらの知見は、進行非小細胞肺癌に対する一次単剤療法としてのセミプリマブの使用を支持し、新たな二次治療選択肢の可能性を示唆している。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00329-7
PMID: 37591293
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