腫瘍の突然変異負荷が高い腫瘍を有する患者におけるペムブロリズマブ:標的薬およびプロファイリング利用レジストリ研究の結果。

原題
Pembrolizumab in Patients With Tumors With High Tumor Mutational Burden: Results From the Targeted Agent and Profiling Utilization Registry Study.
背景:TAPURの研究は,特異的遺伝子変化を有する進行癌患者における標的薬剤であるpembrolizumabの有効性を検討した。
方法:測定可能な腫瘍を有し、標準治療の選択肢がない患者を適格とした。疾患コントロール(DC)、客観的反応(OR)、および安全性を一次および二次エンドポイントとして評価した。
結果:高い腫瘍突然変異負荷を有する77人の患者がペムブロリズマブで治療された。結腸直腸癌コホートでは、DC率は31%、OR率は11%であった。組織学プールコホートでは、DC率は45%、OR率は26%であった。
結論:ペムブロリズマブは、前治療を受けた進行がんおよび高い腫瘍変異負荷を有する患者において抗腫瘍活性を示した。有害事象は報告されたが、全体的に治療の忍容性は良好であった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00702
PMID: 37561967

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