原題
Contribution of MEK Inhibition to BRAF/MEK Inhibitor Combination Treatment of BRAF-Mutant Melanoma: Part 2 of the Randomized, Open-Label, Phase III COLUMBUS Trial.
背景:COLUMBUS part 1試験では、encorafenibとビニメチニブの併用(COMBON 450)が、vemurafenibおよびencorafenib単独と比較して無増悪生存期間(PFS)を改善することが示された。part 2では、同じencorafenib用量を維持することによるビニメチニブの寄与を評価し(COMBON 300)、encorafenib単独と比較した。
方法:患者をCOMBO300またはエンコラフェニブ単独に無作為に割り付けた。PFSを解析し、全奏効率(ORR)、全生存期間、安全性などの他の因子も評価した。
結果:COMBO300は、エンコラフェニブ単独と比較して、PFS、ORRを改善し、忍容性が良好であった。相対的な用量強度は高く、重度の有害事象は少なかった。
結論:encorafenibへのビニメチニブの追加はメラノーマの治療における有効性と安全を改善した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.22.02322
PMID: 37506329
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