原題
Gastrointestinal Toxicity Prediction Not Influenced By Rectal Contour or Dose-Volume Histogram Definition: Toxicity Prediction with Different Rectal Definitions.
背景:前立腺癌に対する放射線療法は胃腸毒性を引き起こす可能性がある。現在の治療計画では、毒性を最小限に抑えるために直腸の線量-容積制約を使用している。本研究は、直腸輪郭形成および線量-容積測定の代替法が毒性予測を改善できるかどうかを明らかにすることを目的とした。
方法:異なる線量の放射線療法を受けたTHE XXXXXX試験の患者からのデータを分析した。各患者について、治療センターから提出された元の輪郭(標準治療)、試験プロトコールに従ってレビューされた輪郭、元の輪郭の絶対容積、および元の輪郭の短縮版の4つの異なる線量-容積ヒストグラム(DVH)を作成した。ロジスティックモデルを用いて、DVHに基づいて晩期毒性を予測した。
結果:直腸全体の元の相対容積DVHは毒性の弱い予測因子であった。直腸輪郭測定と線量体積測定の代替法の間で毒性予測に有意差はなかった。
結論:全直腸相対容積DVHは、依然として前立腺放射線療法における毒性予測の標準治療である。代替法は予測性能を改善しなかった。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.07.002
PMID: 37433374
Open Access
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