原題
The Diagnostic Value of PSMA PET/CT in Men with Newly Diagnosed Unfavorable Intermediate-Risk Prostate Cancer.
背景:この研究は、新たに診断された好ましくない中リスク前立腺癌(PCa)を有する男性の病期分類における前立腺特異的膜抗原(PSMA)PET/CTの診断的価値を決定することを目的とした。
方法:一次病期分類法としてPSMA PET/CTを受けた、新たに診断された好ましくない中リスクPCa患者のレトロスペクティブ分析。多変量ロジスティック回帰分析を用いて、PSMA PET/CTで転移性疾患の独立した予測因子を同定した。
結果:この研究には、新たに診断された好ましくない中リスクPCaの男性396人が含まれていた。転移性疾患は男性の9.3%に観察され、局所領域リンパ節転移(miN1)は7.3%、遠隔転移(miM1)は4.0%であった。MRIでT3以上の放射線学的腫瘍ステージおよび50%以上の前立腺生検陽性は、PSMA PET/CTで転移性疾患と独立して関連していた。
結論:PSMA PET/CTは、新たに診断された好ましくない中リスクPCaの男性において診断的価値があり、放射線学的腫瘍ステージおよび前立腺生検陽性を用いたさらなる層別化は、PSMA PET/CTで転移性疾患のリスクがある患者を特定するのに役立つ可能性がある。
DOI: 10.2967/jnumed.122.265205
Journal: J Nucl Med
URL: https://doi.org/10.2967/jnumed.122.265205
PMID: 37385673
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