原題
Proton therapy and oral mucositis in oral & oropharyngeal cancers: outcomes, dosimetric and NTCP benefit.
背景:放射線誘発口腔粘膜炎(RIOM)は、口腔癌および中咽頭癌に対する放射線療法の一般的で衰弱性の副作用である。本研究は、これらのサブサイトを強度変調陽子線治療(IMPT)で治療した場合のRIOMの可能性の低下を、ヘリカルトモセラピーと比較することを目的とした。
方法:この研究には、IMPTで治療された口腔癌および中咽頭癌の22人の連続した患者が含まれていた。線量測定と正常組織合併症確率(NTCP)をIMPTとヘリカルトモセラピーの間で比較した。
結果:IMPTは、口腔粘膜および予備の口腔粘膜の両方について、グレード3の粘膜炎の平均用量およびNTCPを有意に低下させた。急性毒性は、公表されたデータと比較してIMPTで低下した。
結論:IMPTの線量測定上の利点は、口腔癌および中咽頭癌に対するヘリカルトモセラピーと比較して、グレード3の粘膜炎の可能性が低下することを意味し、その管理におけるIMPTの使用を支持している。
DOI: 10.1186/s13014-023-02317-1
Journal: Radiat Oncol
URL: https://doi.org/10.1186/s13014-023-02317-1
PMID: 37468950
Open Access
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