原題
Patterns of lymphatic spread in hypopharyngeal squamous cell carcinoma – Findings from a multicenter study.
背景:Tステージ、腫瘍部位/側性化および隣接LNL関与に従って、リンパ行性拡散およびLNL転移リスクをマッピングすることにより、下咽頭SCCにおけるENIを個別化する。
方法:後ろ向き多施設コホート(チューリッヒ2013-21年、フローニンゲン2006-23年、フライブルク2011-19年)。画像/病理学によって評価されたリンパ節レベルの関与。
結果:390人の患者;81%が頸部転移を有していた。同側LNL II-V:65%、54%、23%、11%;対側:25%、16%、6%、3%。側性非正中線腫瘍は低い対側拡散を示した(IIで11%、下流で4%以下)。陰性の対側IIは低い下流関与を予測した。LNL I/VIIはT4の方がT1-3よりも頻度が高かった。
結論:広がりパターンは減少したENIのサブグループを同定し、側性腫瘍では対側照射は陰性であればレベルIIに制限される可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111319
PMID: 41319718

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